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野球部 情報

1:管理人 :

2020/09/21 (Mon) 22:33:53

浦和学院・吉田匠が公式戦初登板

春は2015年以来の甲子園を狙う浦和学院が接戦を制して初戦を突破した。 2点差に追い上げられた7回1死一、三塁で遊撃手の吉田匠吾(2年)が3番手として登板。最初の打者に右前打を許して1点を失ったが、後続を断ってピンチを脱出。8回からは先発で5回を1点に抑え、中堅に回っていたエース左腕の宮城誇南(こなん、1年)が再びマウンドへ。相手の反撃をしのいで逃げ切った。

中学時代は福島・いわきボーイズでは投手も兼ねて吉田匠だが、高校では初の公式戦登板。最速は138キロ、20球ほどで肩ができるという。「打たれてしまいましたが、捕手の配球に助けてもらいました。緊急登板があるかもしれないので、同じ失敗を繰り返さないようにしたいです」と反省を口にした。

母校でもある上尾との接戦を制した森士(おさむ)監督(56)は「(継投は)目いっぱい。繰り返しやって、試合のスタイルを確立したい」とプランを口にした。この日2番手で登板した小田部夏行(かい、1年)、昨年の主戦だった三奈木亜星(2年)といった大型右腕も控える強力投手陣。吉田匠が加われば、さらに厚みを増していく。

2020年9月21日 スポーツ報知 ネット配信
2:管理人 :

2020/09/21 (Mon) 22:38:35

上尾、追い上げも及ばず…浦和学院に敗れる

上尾が第1シードの浦和学院に食い下がったが、及ばなかった。

3点を追う5回1死一、三塁、中学時代、熊谷シニアで日本代表に選ばれた4番・捕手の金丸健司(1年)が右犠飛を放って1点を返すと、7回には川田駿介(2年)、山本大智(2年)の連続適時打で1点差に迫った。8回も無死一、二塁の好機を作ったが、打者のバントの構えに飛び出した二塁走者の走塁死が響き無得点。その裏、無死一、二塁から送りバントを決めて好機を生かした相手に2点を奪われた。「終盤勝負。食らいついていくしかないと思った。8回の攻防を取れていれば9回はわからなかった。勝負所の詰めの差」と高野和樹監督。相手の11安打を上回る13安打を放っただけに、主将の土屋拓真(2年)は「最後の一打がなかなか出なかった」と悔やんだ。

大会前の練習試合では浦和学院に3連勝も、公式戦となれば相手も目の色を変えてきた。浦和学院の森士(おさむ)監督も、高野監督も上尾で故・野本喜一郎監督の薫陶を受けた。「野本さんの野球をいつも以上にやりたいと思っていた。勝ちたいという思いでした」と恩師の野球を思い出しながら采配した。野本監督時代は県内最強とも言われた上尾も84年夏を最後に甲子園から遠ざかり、埼玉は浦和学院、花咲徳栄といった強豪私学の時代に。「相手とは体の大きさが違う。食べることやトレーニングで体づくりを中心にやっていきたい」と土屋主将が言えば、高野監督も「これを糧に春、夏と勝負したい」。古豪復活へ、上尾が新たな一歩を踏み出す。

2020年9月21日 スポーツ報知 ネット配信

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